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《素晴らしきカバーアートの世界!》

《素晴らしきカバーアートの世界!》 こんにちは!金曜日の更新担当のはらちゃんです。 本日は個人的に趣味で細々と集めている音楽レコードのお話です。 最近は音楽をCDだけではなくストリーミング配信など音楽の聴き方も多種多様になっていますが、古き良きレコード文化で音楽そのものと同じぐらい重要なポイントとなっているのが、レコードのカバーアートです。ジャケ買いという言葉も、この文化からきています。 中でも、ジャズの名門レーベルであるブルーノートで所属アーティストと共に一時代を築いたリード・マイルスというデザイナーが素晴らしいので一部紹介したいと思います! 参考サイト http://retinart.net/artist-profiles/jazzy-blue-notes-reid-miles/ 50年代から60年代にかけて、ブルーノートに所属した11年間で手掛けたカバーアートは400枚超! 私が彼に惹かれる理由は、基本的にアーティストの演奏スタイルやアルバムコンセプトに関わらず、”レーベルのカラー”に執着した一本筋のあるデザインを作り続けたことと、本人がジャズに興味がなかったということ! 結果、特徴である当時では斬新な豪快な写真の切り抜きと、色味の合成が視覚的に”ブルーノートらしさ”というイメージを作り出し、所属アーティストの素晴らしい演奏と相まってブルーノートはオンリーワンであることでナンバーワンのレーベルになりました。 知らないアーティストのレコードでも見つけたときには、このデザインはブルーノートだ!→であれば内容も間違いない! という流れですべての音楽ファンに浸透しました。 自分が一番好きなデザインはジャッキーマクリーンという人のit’s time!というアルバムのカバーです!このフォント自体がリードマイルスが生み出したものと言われており、デザインの技術に全く詳しくない自分も”ナンダコレは!”となるデザインで大好きで、それに内容も素晴らしいので最高です! ビジュアルが持つパワーを改めて感じることのできるレコードのカバーを、機会があれば是非レコード屋さんで見てみてください!無数にあるレコードの中で、カバーアートを通じて自分の好きな音楽に出会えることもあるかもしれませんね!